科学放射線療法
化学放射線療法とは、抗がん剤と放射線治療を組み合わせた治療。
私の癌は子宮頸部とリンパ節に有り、大きさも8センチと大きかった為、手術と言う選択肢は最初から有りませんでした。
放射線治療『外照射』と『腔内照射』をメインに、抗がん剤を使用して治療を進めて行ったのですが、その抗がん剤の副作用(後述する放射線治療の副作用も有り)で2023年1月は丸々寝込みました。
主には強い吐き気、38℃近い発熱、倦怠感です。髪の毛が抜ける等は有りませんでした。
見た目は健康な人と全く変わらず。
体力も有るので元気そうに見えます。
まさか『ステージⅢのがん患者』とは誰も思いもしないでしょう。
難聴
抗がん剤2回目を打った数日後
「あれ?聞こえづらい…」
と耳の違和感に気付きました。
検査の結果、抗がん剤(シスプラチン)よる難聴。
抗がん剤の投与は2回で中止されました。
抗がん剤治療
点滴で体内に取り込んだ抗がん剤によって癌細胞を破壊する時、同時に正常な細胞も影響を受けます。
その一つが聴覚の細胞。
がん細胞と同時に私の聴覚の細胞も破壊されてしまい、聞こえづらくなってしまったのです。
使用した『シスプラチン』は難聴の副作用がごく稀に出る事があり、
しかも、難聴は不可逆的との事で一度悪くなると戻る事は無い…と。
抗がん剤は即中止になりました。
ただ、聞こえづらいだけで、聞こえはするので、不便は有りません。
外を歩く時の音がやたら静かです。
【プロフィール】
42歳、2022年秋に子宮頸がんステージⅢと診断される。骨盤内リンパ節2箇所に転移有り。
手術の適用外で、2023年1月から化学放射線治療(抗がん剤と放射線治療)根治を目指します。
プライベートでは2002年に一児を出産。現在独身。
【ブログ説明】
このブログでは、子宮頸がんになった時に起きた変化や、気づいた些細な事、又、初めての癌告知を通して知った事と、治療の事を記録しています。
【お願い】
『誰かの参考になれば…少しでも完治する女性が増えたら…1人でも安全に予防できたら…』
そんな願いを込めてブログを書き始めましたが、ブログの内容と症状を比べて安心せず、少しでも自分の身体に違和感や疑いを持ったら、直ぐに病院へ行って検査を受けて下さい。
躊躇する気持ちを押し殺して検査を受けて下さい。